爆安VPS + OpenClawにより月額2ドルでパーソナルアシスタントを召喚する
こんにちは、@supermomongaです。
OpenClawを常時稼働させたいけどVPS代が地味にかかるのでできるだけ安く運用できるVPSを探したという記事です。あとOpenClawを試してみた感想。
TL;DR
GreenCloudのBudget KVM Saleを使えば年額$25(月額約2ドル)から日本リージョンVPSでOpenClawを常時稼働できる
OpenClawとは
OpenClawは、自分のサーバーに設置して24時間稼働させるセルフホスト型のAIアシスタントです。WhatsApp、Telegram、Discord、Slackなど様々なメッセージングプラットフォームと接続でき、常時稼働のGatewayが各チャンネルからのメッセージを捌いてくれます。要するに自分専用のAIアシスタントを自分のサーバーで動かせるというやつです。
また、結構自由な権限を与えるのでエージェントが自律的に行える作業の幅が広いです。
逆に言うと普段使っているPCで稼働させるにはセキュリティ上の懸念があるもののため、隔離された環境で動かしたいです。巷では Mac Mini を買って運用するのが流行っている様です。
しかし、コスパに優れているとはいっても Mac Mini 自体別に安いものではないですし電気代もかかりますから、どうにかVPSで可能な限り安く運用できないか調べたところ、日本リージョンがあり爆安という、良さげなVPSサービスがあったので紹介します。
GreenCloudのBudget KVM Saleが安い
GreenCloudというVPS事業者が提供しているBudget KVM Saleというプランがめちゃくちゃ安いです。
Budget KVM Sale (注意:アフィリエイトリンクです。嫌な方は https://greencloudvps.com/billing/store/budget-kvm-sale に直接アクセス。)
日本リージョン(東京)があるのがポイントで、以下のようなスペックです。
| 項目 | 4GBプラン | 8GBプラン |
|---|---|---|
| CPU | EPYC Rome 2コア | EPYC Rome 4コア |
| RAM | 4GB | 8GB |
| ストレージ | 35GB NVMe | 60GB NVMe |
| 帯域幅 | 750GB | 1.5TB |
| 回線 | IIJ or Softbank | IIJ or Softbank |
| 年額 | $25 | $45 |
| 月額換算 | 約$2.1 | 約$3.75 |
※ 2026年2月時点での情報です。各々で確認してください。
名前に「JP」と入っているもの、たとえば「BudgetKVMJPVF-2」などが日本リージョンのものです。
どちらのプランもIPv4が1つ、IPv6の/64が付いてきます。OpenClawを動かすだけなら4GBプランで十分でしょう。年額$25って月額だと約$2ですからね。意味分からん安さです。
実際にGreenCloud で運用してみて
実際にGreenCloudの東京リージョンでOpenClawを動かしていますが、普通に快適です。NodeJS を入れてOpenClawのGatewayを立ち上げるだけなので、セットアップも特に詰まるところはありませんでした。
(デフォルトだとrootユーザーログインでセキュリティがザルなので、ちゃんとユーザー作って root ログイン禁止した上で ufw も設定しましょうね。)
OpenClawの常時稼働という用途だとOpenClaw本体のCPU負荷はほぼゼロに近いですし、メモリも4GBあれば余裕です。日本リージョンなのでレイテンシも低く、普通にSSHしてる範囲では入力が遅延するような間隔はなく、応答も快適。
注意点
在庫切れになることがあります。Budget KVM Saleは名前の通りセール品なので、在庫切れで購入できないタイミングがあります。ただ、こまめに復活しているっぽいので、売り切れていたらたまにチェックしてみてください。
あと返金不可です。 Budget KVM Saleのプランは返金・マネーバック対象外です。まあ年額$25なので大したリスクではないですが
またバックアップは1つだけ無料で、ちゃんとしたバックアップを取りたければ自前でやらないとだめです。まあ雑に ~/.openclaw/ 周りの設定をS3に同期するとかでいいと思います。
OpenClaw の感想
流行ってるのでどんなもんかと思って使ってみたのですが、Skillsを自由に追加でき、組み込みで Cron 機能があるので定期的なタスク実行をさせられて、任意のコマンド実行権限があるので、上記の設定を自分でやらなくても会話で依頼できるChatGPTといった感じでした。とはいえ内容のわからんSkillsをおまかせで入れる気にはならないので結局自分で実装をチェックする必要はあり、そこがジレンマですね。正直これが流行るのはめちゃくちゃ危険な気がする。セキュリティを自分で担保できる人だけが使ってください。
Discord/Slack と繋いで会話してみたのですが、Discordについては「入力中…」みたいなインジケータ含めて更新してくれるようにDiscord APIを叩いてる実装になっており、「これちゃんとメッセージ届いてんのか?返答に時間かかってるだけか?」みたいなストレスがなくて良かったです。逆に言うとSlack連携の実装はそこまで行き届いてなくて微妙でした。どのチャットサービスをフロントエンドとするかによってUXがだいぶ変わりそう。

お姉ちゃん(OpenClaw)が頑張って返答を書いてる時のインジケータ。萌え~
Skills を自前で実装していくことでスマホから雑に色々頼めるパーソナルアシスタントができるというのは割と良さそうに思います。ChatGPT を普段遣いしつつも機能の拡張性に不満があるといった方には良い選択肢になるのではないでしょうか。
API 料金について
OpenRouter経由でGemini 3 Flash Previewモデルを使っていたのでめちゃくちゃ安く済んでいます。Input が $0.5/M, Output が $3/M。試してないけどOpenAIアカウントでOAuthすればChatGPTの定額プランなどでも使える様です(公認されている連携手段なのかは知らない。自分で調べてくれ)。
まとめ
GreenCloudの爆安VPSはとりあえずOpenClawを試してみるのに結構良かったという記事でした。飽きたらvscode-server入れて開発用サーバーにしてもいいし。
ではまた。